この記事のポイント
- 「育休を取るなら、配偶者・上司・同僚・人事担当者とコミュニケーションを取りましょう。」
奥さまと育休について話し合いましょう。
子育て費用。国立大学進学の場合で約2,780万円かかるとの推計もあります。
育児・家事の考え方は人それぞれ。
収入が第一優先、というケースもあるかと思います。
- 祖父母のサポートもあるので、休まずに働いて稼いでほしかった…。
- 昇給を目指してガンガン仕事してもらいたかった…。
育休を取ったのに、奥さまからこのようなことを言われてはガッカリですね。
1年以上の育休を取りたいと奥さまに伝えましょう。
夫婦で育休に向けた計画を一緒に作ることが何よりも大事です。
ちょっと待って。上司への報告。
子どもが生まれたら1年以上の育休を取ることについて、奥さまは快諾。
奥さまの妊娠を無事に確認できたので、育休について急いで上司に相談。
これはNGです。
医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産となります。
特に妊娠12週未満の早い時期での流産はその8割以上。
初期段階の妊娠は流産リスクを抱える、極めて繊細なテーマです。
周囲に妊娠を伝えた後に流産をすれば、奥さまの精神的ダメージは大きくなります。
上司に妊娠を伝えるタイミングは、夫婦間でしっかり話し合いましょう。
上司と育休について相談しましょう。
奥さまの妊娠を伝える時期が遅くなると、職場にかかる負担は大きくなります。
妊娠の状態、初産婦か経産婦かによっても異なりますが、
職場に妊娠を伝えるタイミングの目安。
それは妊娠の安定期に入ったら、です。
- 妻が妊娠した。
- 出産予定日はMM月DD日である。
- MM月DD日から1年以上の育休取得を希望している。
上司に上記事項を伝え、育休取得までの業務負担や引継事項について整理しましょう。
人事担当者にも育休について共有しましょう。
1年間の育休となると、同僚の負担も少なくありません。
適切な人員配置の観点から、人事担当者にも育休取得について共有しておきましょう。。
育休は「プライベート」ではありません。
奥さまの妊娠・出産はプライベートな内容です。
でも育休の取得となれば話は別。
必要最低限の情報は職場内でしっかりと共有しましょう。
上司や同僚に引継ぎ(自分の業務内容や資料がある場所など)もしっかりしましょう。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」ですね。
【参考リンク】
【保存版】子育てに必要な費用はいくら?未就学~大学までにかかる費用や制度を解説!|ベネッセ教育情報サイト
【ベネッセ|育児・子育て】子どもを育てるにはお金がかかりますが、いつどのぐらいのお金がかかるのか、少し想像するのが難しいですよね。そこで、子どもが生まれてから独立するまで、一体いくらかかるのか、子育てに関するすべてのお金と主な制度について解説します。
流産・切迫流産|公益社団法人 日本産科婦人科学会
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