実体験

1年間の育休を取るまでの道のり

育休を取るまでの道のりは平坦だったのか、けんたろうパパに尋ねます。

「所属官庁との「約束」…。」

つくしママ
つくしママ

一人目が生まれた時には育休取れなかったね…。

けんたろうパパ
けんたろうパパ

育休を取らない約束をしたからね。

妊活を始めようとしていた頃、所属する官庁から出向先への異動を打診された。
子どもが生まれたら育休を取りたいと思っていたけど、
出向となると省庁間の関係もある。

出向先でも育休を取得できるか、所属している官庁に質問したところ、
「育休を取りたいのであれば出向は控えてほしい」と言われてしまって…。
出向の経験が希望するポストにたどり着く近道。
そう思って育休よりも出向を選択。

つくしママ
つくしママ

一人目だったし慣れない育児で大変だったね。

けんたろうパパ
けんたろうパパ

出向を決めたのは自分だけど、本当は育休を取りたかったね…。

運が良かったのは、出向先でテレワークの利用が可能だったこと。
通勤時間がない分、育児・家事のサポートができる。
子どもが生まれてからはテレワークを週2,3回は利用させてもらった。

オフィスに出社する場合も必ず定時退庁。
子どものお風呂や寝かしつけが終わってからでもテレワークで仕事できるしね。

出向が終わったときに同僚から色紙のプレゼントがあったけど、
「定時ダッシュでサクッと帰る姿が印象的」とお褒めの言葉をもらったよ(笑)。

「周りからは冷たい視線。」

つくしママ
つくしママ

出向元に戻ったのは、二人目を妊娠したタイミングだったね。

けんたろうパパ
けんたろうパパ

一人目がまだ1歳で育児もまだまだ大変な時期。
出向元はテレワーク利用不可でかなり忙しい。初日から深夜帰り…。

身上書には「育児と仕事のバランスを取りたい」とか
「二人目も検討中」と記載していたけど意味なし
職員はたくさんいるし、当然と言えば当然だけど。

早く帰れない日が続いてすごいストレス。
仕事と育児のバランスが取れていた出向中とのギャップが大きかったからね。

つくしママがつわりで体調が悪く、一人で1歳の面倒を見るのは大変。
早いとは思ったけど、異動から2週間ぐらい経過したタイミングで、

  • 「超過勤務の免除」を申請。
  • つくしママの妊娠と出産予定日を共有。
  • 子どもが生まれたら1年以上の育休を取得したいと相談。

妊娠初期だから職場に伝えるのは早い気もしたけど、
つくしママのつわりも大変だったから、適切なタイミングだったと思う。

「超過勤務の免除」の承認はすぐにもらえて、
育休取得もあっさりと了解してもらえた。
男性の育休取得に向けた政府の取り組みもあるからかな。

上司にはオッケーしてもらえたけど、周りからは

  • 定時で帰る、仕事を頑張れない人。
  • 家族を優先する自分勝手な人。

そう思われていると感じた。
同僚から話しかけられることもどんどん減っていったしね。

それでも毎日定時ダッシュ。
周りの目線を気にしている余裕なんてないです。

「左遷された?」

つくしママ
つくしママ

出産の少し前に他の部署に異動になったよね。

けんたろうパパ
けんたろうパパ

毎日定時ダッシュ。
期待されている活躍ができていない自覚はあった。

忙しい部署で1年以上空きを作るわけにもいかないからね。
あっさりと他の部署に異動。

異動先は花形の部署ではなかった。
左遷されたのか、ただの育休に伴う人員配置なのか。

それは育休から復帰したら明らかになってくるかな。

職場には迷惑をかけたけど、

  • つわりで苦しい妊娠中のつくしママをサポートできた。
  • 当時1歳だった一人目の子のお風呂や寝かしつけを担当できた。

自分の決断は間違ってなかったと今でも思うよ。

「同調圧力なんて気にしない。」

けんたろうパパ
けんたろうパパ

同僚や上司に迷惑がかかる…。
そんなこと言い始めたら結局何もできない。

海外留学や大学院進学のための休業だって仕事に穴をあけている。

「1年間の育休でパワーアップして職場に復帰する」。
そう自分に言い聞かせて周りの雑音はシャットアウト。

同調圧力に負けて子どもの成長を見逃すなんて心底もったいない。

つくしママのブログを見て、
1年以上の育休に踏み切る男性が増えてくれて嬉しいね。

つくしママ
つくしママ

育休には助けられているよね!

コメント

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